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- 岩下哲士さんについて
1969年大阪生まれ。1歳3ヶ月の時、急性小児片マヒを発病、左下半身が不自由になる。5歳の時、慢性硬膜下血腫のために脳の手を受ける。8歳の時、絵画クラブで絵の指導を受け始め、多くのコンクールで入賞。 15歳より増田正三郎氏の指導を受ける。1987年、養護学校高等部を卒業後は絵に専念する。 「兵庫県展」、「西宮市展」、「ヴェリー・スペシャルアーツ生命の衝撃展(上野の森美術館・彫刻の森美術館)」など、数多くの展覧会で高い評価を得る。2004年には「第29回滋賀県文化奨励賞」を受賞。 1993年、NHKスペシャル人体Ⅱ『脳と心-脳がつくる~知覚~』に出演、創作活動をつかさどる右脳に損傷を受けながらも芸術活動に稀なる才能を発揮するその事実が大きな反響を巻き起こす。また、関西テレビ『大仏さん好きやねん』、フジテレビ『おはようナイスデー』、読売テレビ『報道スペシャル・ぼく、すごいの見ちゃった!-画家てっちゃんの世界-』、テレビ朝日『徹子の部屋』などに出演、純粋さと生命感あふれる映像が話題を呼ぶ。 その素晴らしい絵画が、『美術1-感じる心で-』(平成14~17年度版/日本文教出版)、『図画工作3・4年下-光のおくりもの-』(平成17~22年度/開隆堂出版)、『図画工作5・6年上-自信をもって-』(平成17~22年度/日本文教出版)の中学校・小学校の教科書の教材として採用されている。 著作に、『岩下哲士20歳の個展』(講談社) 、『岩下哲士のイメージの世界』(NHK出版)、『絵がたり』(NTT出版) がある。 園長と20年来の知り合いで、ペーパーによる『あさひ幼稚園入園案内』の表紙画より素晴らしい絵画を提供して下さっています。現在、滋賀県在住。