• 学校法人朝日学園認定こども園あさひ幼稚園

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園舎外壁の色について

2009/03/30


今回の園舎防音機能修復工事で塗り替えられた園舎外壁の塗装について、一般的に公共建物や高層建物等の外壁の塗装は、淡い感じの色で仕上げる傾向が強く(無難な配色)、そういう物差しで、また大人の目線であさひ幼稚園の新しい外壁の塗装を見られた方は、あれっと思われた方がいるんじゃないかと思います。今回の園舎の外壁の塗装はそういう一般的な色仕上げにとらわれず、専門のカラーコーディネーターのアドバイスを受けながら、子どもの目線に立った=子どもの居場所=「子どものお城」をコンセプトとして、子どもが親しみやすい原色の近似色仕上げしました。

外壁の塗装に使用した色の説明として、ボーダーの赤系の色は、子どものみなぎる血潮をイメージし、躍動感ある「動」を表しています。全体に使われているパステル系グリーンは、「穏やかな」「優しい気持ち」を表現した色で、「静」を表しています。タワー部のビビッド系グリーンは、「安定」「健康」を表現した色で、真っ直ぐ伸び上がり、どっしり感をイメージしています。この2色の緑色は、心理学的に子どもが安らぎを得られる色だそうです。この赤・緑の配色(対比配色といいます)は、「動と静」、そして、「前向き」なイメージを表現しています。また、柱に使われているクリーム色は、園歌にも歌われている「平和」をイメージした色です。

園舎外壁の塗装色によるトータルイメージは、「次世代を生きる園児一人ひとりが、どっしりとした揺るぎない安定した心で前向きに生き抜き、そして、平和な世界を築き上げる」という願いのもとで配色されています。また、仏教園として東側側面には、「仏旗」の色もシュプールラインで鮮やかに描かれています。

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