
牛さん・豚さん、尊い生命をありがとう!
2010/05/25
口蹄疫が発生し、
そして県内に「非常事態宣言」が発令された中、
私たちにできることは何かないか園児と共に考えてきました。
今、私たちにできる最低限のこととして、
感染予防のための手洗い・うがい、そして消毒マットによる靴底消毒、
また、痛切な気持ちで毎日を過ごされている畜産農家や関係者に
少しでもお気持ちが届けられればと思い、早急に義援金を募り、
既に宮崎県共同募金会に義援金をお届けいたしました。
そして、もう一つこの私たちにできること・・・・
それは牛さんや豚さんに感謝の気持ちをささげることです。
特に本園は、仏教園として「生かされている生命の尊さ」を標榜し、
生命ある全てのものを大切にする心を子どもに育んでいます。
私たち人間は日頃から、牛や豚等の多くの生命をいただいて
この私自身が生かされています。
今回、口蹄疫という伝染病において多くの牛さんや豚さんが
殺処分(この言葉は好みませんが・・敢えて使います)されました。
また、ワクチン接種を受け、殺処分を待っている牛さんや豚さんもいます。
何とも言い尽くせない気持ちです。
また我が子のように育ててこられた畜産農家の方々にとっては
やるせない気持ちでしょう。
報道ではほとんど語られませんが、
今の牛や豚の免疫力が無くなっているのは、
私たち人間に美味しい牛肉や豚肉を提供するために、
無菌状態の中で品種改良等が行われている結果だともお聞きしました。
これらの事を考えると、今一度、私たちは牛さんや豚さんに
感謝の気持ちをささげることが大事ではないでしょうか。
今、本園では特に、この事を園児と共に考えています。
そういう気持ちを桐組さんが昨日から一生懸命に形にしました。
一枚のメッセージシートが出来上がったので
本日、橋田市長さんにお届けいたしました。
メッセージシートは西都市口蹄疫対策本部に
貼っていただけるということですので、どうぞご覧下さい。
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