卒園お茶会
2013/02/25
桐組さんによる「卒園お茶会」が開催されました。
お茶会に相応しい好天の中、
多くのご家族の方々においで頂き、
卒園を前に今までのお稽古の成果を
皆様方に披露しました。
先ずは、みほとけ様に献茶するお薄を
担任の吹井先生によるお点前で点てていただきました。
その後、2班に分かれ、
お菓子のお運び等も園児自らの手で行い、
盆点前によるお点前でお薄を点てて、
ご家族の方々に差し上げました。
しっかりとした礼に始まり礼に終わる作法で、
そして、茶筅さばきも見事に堂々たるお点前でした。
一つひとつの所作に子どもたちの素晴らしい
「おもてなしの心」が見られる振る舞いでした。
ご家族の方々はおそらく
我が子や孫から始めてお茶を点てていただいたと思います。
我が子のお点前に涙する保護者の方も。
卒園を前にした我が子の成長ぶりに
慶びを感じることのできた「卒園お茶会」だったと思います。
桐組さんがこの一年間、
お茶のお稽古から学んだものは、
茶道のお点前が上手に出来ることではなく、
茶道の心としての、
相手を思いやっておもてなしをする心でした。
そして、「和敬清寂」の心でした。
この幼少期の学びがしっかりと心に刻まれ、
他人を思いやる優しい人間として
そして、誇り高き日本人として
大きく成長してくれることでしょう。
お稽古、ご指導いただきました橋口先生、
一年間、大変お世話になりました。
また、本日の卒園お茶会をお手伝い頂きました
永迫先生にも御礼申し上げます。
誠にありがとうございました。
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