今日は閏年の、２月２９日。北九州市の小児科医であった故伊藤助雄先生が２０数年ほど前に提唱された「ノーテレビデー」テレビを見過ぎる子どもたちを守るために、４年に一度（閏年）に１日だけでもテレビ放送のない日をつくろうと日本小児科医会やユネスコに働きかけられました。伊藤先生の働きかけで、平成１６年、社団法人日本小児科医会「こどもメディア」対策委員会は、「『子どもとメディア』の問題に対する提言」をまとめました。本園も開園以来、せめて在園時間だけでもという思いから各教室にテレビを設置していません。テレビ放送のない日の実現は難しいかも知れませんが、本園は４年に一度の２月２９日を「ノーテレビデー」として設定し、各家庭でテレビを消して、親子でテレビの有益性・無益性について語ったり心温まるコミュニケーションを楽しむ日としています。また、昨今のスマートフォーン等の乳幼児期の取り扱いについても考えるきっかけにしたいと思います。●公益社団法人　日本小児科医会http://jpa.umin.jp/media.html