園舎外壁の色について
本園園舎の外壁の塗装は、一般的な公共建物等の外壁塗装のように淡い感じの色で無難に仕上げるという、そういう一般的な色仕上げにとらわれずに、専門のカラーコーディネーターのアドバイスを受けながら、子どもの目線に立った=子どもの居場所=「子どものお城」をコンセプトとして、子どもが親しみやすい原色の近似色を使用しています。
外壁の塗装に使用した色の説明として、ボーダーの赤系の色は、子どものみなぎる血潮をイメージし、 躍動感ある「動」を表しています。全体に使われているパステル系グリーンは、「穏やかな」「優しい気持ち」を表現した色で、「静」を表しています。この赤・緑の配色(対比配色)は、「動と静」、そして、「前向き」なイメージを表現しています。タワー部のクリーム色は、園歌にも歌われている「平和」をイメージした色です。
園舎外壁の塗装色によるトータルイメージは、「次世代を生きる園児一人ひとりが、優しく安定した心で前向きに生き抜き、そして、平和な世界を築き上げる」という願いのもとで配色されています。また、仏教園として東側側面には、「仏旗」の色もシュプールラインで鮮やかに描かれています。
敷地総面積 1855.97㎡
園舎総床面積 630.36㎡(鉄筋コンクリート一部鉄骨造2階建)
セキュリティシステム完備
不審者やその他の防犯対策のために「非常110番緊急通報装置」を完備しています。
平常より園児の安全対策には万全を期していますが、緊急時には各保育室に設置された通報ボタンを押すと県警本部司令室に繋がり、近くの警察官が緊急出動するシステムになっています。 また、園内での園児の急変等に対して「園内緊急通報システム装置」を完備し、教職員全員が速やかに状況把握し、対応できるような態勢をとっています。
お預かりしている大切な子どもたちの尊い生命を守るために更なる安全確保を行っています。
事故防止・防犯カメラ完備
各保育室や園庭に事故防止・防犯カメラを16台設置し、職員室のモニターによってお預かりしている大切な子どもたちの安全確保を行っています。
緊急地震速報発報端末完備
テレビ・ラジオ・携帯電話等とは異なる「高度利用配信」と「端末演算方式」の緊急地震速報発報端末機を完備しています。気象庁からの正確な地震情報を即座にキャッチし、地震の大きな揺れが来る前に緊急放送によって園内に伝達します。特に、この機器は巨大地震が発生した際でも精度良く震度が求められる新しい予想手法(PLUM法)に対応し、震源や規模の推定は行わず、地震計で観測された揺れの強さから直接震度を予想します。
また、この機器は津波・噴火にも対応し、お預かりしている大切な子どもたちの安全確保を行っています。
ポラリエット(流水式洗浄除菌システム)完備
O157やノロウイルス、また新型インフルエンザ等の集団感染は、子どもの尊い生命にかかわる深刻な問題です。近年、保育環境において「幼児施設には感染予防義務がある」とされています。 しかし、菌やウイルスは目に見える物ではなく、感染が発覚したとしても感染ルートを断定するのが難しいと言うことや、どんなに細心の注意を払ったとしても完全に防ぐことのできないやっかいなものです。
そのやっかいなもの(菌・ウイルス)も幼児施設での主な発生原因として、食中毒などの1次感染ではなく、人から人へと感染したり、保菌者がさわった物からの感染や、汚物や嘔吐物などからの感染といった「2次感染」が主な感染源と言われています。
本園ではお預かりしている大切な子どもたちの尊い生命を守るために、2次感染防止を軸とした衛生管理システム「ポラリエット」を、西都市内の幼児施設では初めて導入しました。
ポラリエットとは
正式名称は「洗浄除菌水生成装置コア・クリーン ポラリエット(子ども施設専用モデル)」といいます。
この装置はおよそ10秒間の手洗いで除菌ができ、流水式ですので誰がいつ使用しても一定の効果を発揮します。生成される除菌水は、手洗いをはじめ、床やオモチャの洗浄除菌から、トイレ・洗面所などのサニタリーの洗浄除菌にまで、幅広い用途に使用が可能な微酸性電解水という学名の除菌水です。 除菌水自体は肌に近い微酸性で、口や目に入っても無害である試験報告がされており、手指・皮膚にも安心してご使用いただけます。(食品添加物としても定められています)